BBSの歴史

BBS運動は1904年(明治37年)に、ニューヨークの少年裁判所の書記であったアーネスト・K・クールターというひとりの青年が、「彷徨える少年の兄のように、彼らとともに世の中を歩んでいこう」と呼びかけて始まった運動です。

 

そして、今から約70年前、日本の終戦直後の混乱期、町にあふれる孤児に若者の力で何かが出来ないかと考えた青年達がいました。

その中の一人、京都の学生の投書が契機となって昭和22年2月22日「京都少年保護学生連盟」が生まれました。
これが日本のBBS運動のスタートと言われています。

昭和22年京都少年保護学生連盟 発会式の趣意書


昭和22年ころ大兄姉運動交歓会 京都少年保護学生連盟


その、第1回創立総会が開かれた、京都女子専門学校(現在の京都女子学園)の一角に、BBS運動発祥の地として記念碑が建立され、例年、会員有志は2月22日近くの休日に「記念碑の集い」を開き、先人たちの心に思いをはせています。

揮毫は記念碑建立当時の日本BBS連盟会長 故 古川健次郎氏